フランスの自動車メーカーの一つであるプジョーのオーストラリア部門は、ヨーロッパでの発売から4年後になるものの、オーストラリアに電気自動車の「プジョー e-208」が入荷する可能性が高いことを示唆した。プジョーのオーストラリアマネージングディレクター、ケイト・ギリス氏は、308プラグインハイブリッドハッチバックのローカルローンチで「208の評価の最終段階に入っている。確実なのは、208はガソリン車ではなく電気車であることだ」と語った。
プジョーe-208は最近、欧州で新たにアップデートされ、WLTPテストサイクルで約400kmの走行距離を謳っており、前モデルの362kmから向上している。これは、より大きく効率的な51kWhのバッテリーパックが使われているためである。電気モーターも強化されており、115kWで260Nmと、15kW強化されている。
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e-208は、ヨーロッパでも最も人気のある電気自動車の一つであり、自国のフランスでは政府の割引を適用すると26,800ユーロ(オーストラリアドル43,000ドル)から価格が設定されている。さらに、NZでは既に購入可能であり、政府割引が適用されると、$NZ51,365(オーストラリアドル48,000ドル)から購入可能であることも明らかになっている。
プジョー・オーストラリアの広報マネージャー、クロエ・フレーザー氏は、e-208の確認が間もなく行われると述べ、今後の展開に注目するようにとDriveに語った。ギリス氏は、フランスの本社との交渉が終盤に近づいており、「9分の3/4くらいの段階まできている」と述べている。
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プジョー・オーストラリアは、今後も電気自動車の拡充を目指し、e-Partnerシティデリバリーバンが今後数ヶ月間で、e-2008小型SUVが今年後半に続いてディーラーシップに入ることが決定している。スタイリッシュなプジョー508スポーツワゴンのプラグインハイブリッドバージョンも、6月末までにオーストラリアに入荷予定であり、308ハッチ、508リフトバック、3008 SUVのプラグインハイブリッドバージョンに加わる予定である。
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