ロシア最大の石油生産企業ロスネフチは、インドとの貿易額が2022年に384億ドルに達し、ロシアが初めてインドの5大貿易相手国の1つになったと発表した。同社は、インドの最大の精製業者、インディアン・オイル・コーポレーションとの間で、石油供給の大幅な増加と、インドに供給されるオイルグレードの多様化を目的とした契約を締結したと述べている。
ロシアは、ウクライナでのクレムリンが特別な軍事作戦と呼ぶことをきっかけに、広範囲な制裁を科した欧州の従来の市場からエネルギー供給を転換している。一方、インドは、今年3月に最大の買い手となっており、本月の全輸出の50％以上がインドに割り当てられ、中国が2位になる見込みである。
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副首相のアレクサンダー・ノワク氏は、ロシアの石油販売が昨年22倍に増加したと述べたが、販売量については明らかにしなかった。一方、ロシアとインドの指導者が2025年までに貿易額を300億ドルに増やすことを目標にしていたが、ロスネフチは達成されたと発表している。
同社はまた、国内通貨での支払いの可能性を含め、エネルギー部門全体の価値連鎖でのロシアのエネルギー企業とインド企業の協力拡大の方法についても話し合ったと述べた。
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